加齢臭は実際どんなニオイなの?
体臭の中でも、加齢臭はわかりにくい部類に入るのではないでしょうか。
その理由の1つに、身体のどの部位からニオイが発せられるか特定しにくい事が挙げられます。
加齢臭の原因は、汗が酸化する事ですので身体全体から加齢臭が発生する可能性があり、加齢臭と汗臭を勘違いしやすい場合も考えられますよね。
そこで、まずは加齢臭が発生しやすい特徴を知っておくのが重要です。
加齢臭の特徴としては
- 40代〜なりやすい。(女性の場合は閉経後からなりやすい)
- 太っている人がなりやすい。
- タバコを吸う人は吸わない人よりも加齢臭が悪化しやすい。
- 生活習慣が乱れている人は加齢臭が発生しやすい。
- ストレスを感じやすい人は加齢臭が発生しやすい。
などなど、どれも身体の皮脂が酸化する項目が多いです。
では、いったい加齢臭とはどんなニオイを言うのでしょうか?
(あくまでも個人的な見解とその他の意見をまとめています。)
- チーズ・ヨーグルトが腐りかけのニオイ
- 古い本のニオイ
- 数日経過した油のニオイ
- 鉛筆の芯のニオイ
- ろうそくのニオイ
- カビのニオイ
- アースノーマットのニオイ
まとめてみると、このような意見がありました。
なにか特徴的なニオイというわけでは、「何か臭う!?」といった微妙なニオイとも言えます。
その理由は2つあって、
- 必ずしも、加齢臭単体でニオイがあるわけではない。
- 本人から発生する体臭や生活から染み付くニオイと混ざりあってできる。
この2点になります。
加齢臭単体でニオイが発生するというよりも、体臭や生活臭と混ざりあって、ニオイの強い体臭(加齢臭)が発生すると考えた方がわかりやすいと言えます。
加齢臭とは、皮脂が酸化して起こるニオイですので、皮脂量や皮脂が酸化する速さによって加齢臭の臭いレベルの変わってきます。
加齢臭が発生している場合でも、他人からすれば家の匂いと勘違いされる場合もあるんですよね。
なので、服をニオイがつきにくい素材にしたり、少しのエチケットケアだけで加齢臭の悩みから開放される人もいれば、どんなに加齢臭対策をしても「臭い」と嫌がられる人もいます。
加齢臭を確認する方法はある?
ワキガやミドル脂臭などよりもニオイの強さが比較的低いので、本人が気づきにくいといったケースも多いです。
上記の特徴から意識しながら対策をするのがベターと言えますが、実際加齢臭を調べる方法を述べていきます。
加齢臭を確認する具体的な方法
- 親しい人、特に家族に聞く。
- 風呂上がりに寝起きの枕カバーを嗅いでみる。
- 風呂上がりに汗をかいた肌着の背中の部分を嗅いでみる。
具体的な方法は、汗が酸化した状態と、身体が清潔な状態のニオイを比較することです。
どの体臭問題でも言えるのですが、加齢臭に関しては特定する事が難しい為、ニオイを比較するという方法にこだわるしかありません。
当の本人には、自分の体臭を嗅ぎ分けるのは至難の業ですが、お風呂上がりは嗅覚もフレッシュな状態になりやすく、
自分の体臭のニオイも一度リセットされている状態ですので、この状況を活かすべきです。
加齢臭の発生源は汗が酸化したニオイ、つまり汗が多い体の部位を重点的に嗅いであげるとニオイの差がわかりやすくなります。
その時にニオイの異常を感じたならば、その感覚(イヤな匂い、オヤジ臭いなど)は他人も感じていると納得できるのではないでしょうか。
本来、一番良い方法は親しい人、家族の方に体臭について聞いてみる事がベストなのですが、自分で加齢臭を確かめるには、ごくシンプルなニオイの比較がベストな方法と言えます。
ご自身で確認する場合は上記の汗をかいた服や、寝起きの枕を風呂上がりに嗅いでみる事がオススメです。